釣金亀2011-08-02 21:20

次回公演は来年を予定しておりますが、

今から何の演目をやろうか?と相談中です。

 

以前「どうだろうか?」と言っていた演目の中に

「釣金亀」というのがあります。

#ストーリーは加藤徹先生のホームページにあります

http://www.geocities.jp/cato1963/KGZdjg.html

 

朗々と歌う老旦(老女)の唱が有名な演目なのですが、

ストーリーを読んだ限りでは「金の亀を釣った」ということが

本編と何も関係なくて「何じゃこりゃ?」と思い

その時はそのままお蔵入りとなりました。

でも、最近になって調べていたら、実はとても長いお話で

「包拯(ほうじょう)」という中国版大岡越前が主人公の一節でした。

「孫悟空」でおなじみ、龍王や水族も出てきたりして…。

もちろん「金の亀」は物語のキーになっています。

 

こうやって、有名演目の名場面だけが抜粋されることで

後世に「謎の演目」が増えていくんでしょうね。

覇王別姫2011-08-07 04:06

京劇 覇王別姫

今度の19~21日に開催されるワークショップのテーマでもある

「覇王別姫」

 

女形の名優・梅蘭芳の代表作でもあり

チェン・カイコー監督の映画「さらば・わが愛 覇王別姫」の題材にもなって

本場中国でも連日上演される(専ら外国人向けですが…)

もう「京劇=覇王別姫」と言ってもいいくらいの演目です。

 

主催者としても、最低限は項羽と虞姫の二人だけで上演できて

出演料も抑えられるし、定番演目なので稽古も殆どいらない、という

コストパフォーマンスがとても良い^^; 演目なのですが

ウチの師匠としては

『「新潮」と謳っているのに、定番ものばっかりやるのはちょっと…』

ということで、あんまりやろうとしません。

 

実際のところ、小さいイベントなども含めれば

(たぶん)日本でも、あちこちで上演されているわけで

お客さん側も食傷気味では…と思ってました。

しかし、ウチの嫁に意見を聞いたところ、

「ディズニーのミッキーと同じで『飽きる』とかないんじゃないの」と。

なるほど、そういう考え方もありますか…

おかげさまで…2011-08-10 04:43

細かいイベントの依頼などが、結構なペースで入っております。

新潮劇院史上、かつてないくらい。どうしたんだろう^^;

最近は、若干、営業活動のようなこともしているし

これまでの努力の成果が繋がっているのだったら嬉しいですね。

 

来年2月公演の演目もほぼ確定ってことで、

早速、それの翻訳をやっているのですが…

個人的にはちょっと少女マンガっぽい感じがしています。

また、登場人物の一人が、だいぶ脳内お花畑な感じで(笑)

中国語わからないもんで、映像を観ている限りでは、

いつも通りの京劇様式の普通の人だったのですが

ここまでエキセントリックなキャラだと思わなかった^^;

でも、この間やってた「除三害」の周処さんだって

さんざん自分の悪事を目の前で指摘されてるっていうのに

名前が出るまで、自分の悪口(?)だと気付かないような人だし

京劇には極端な人物像がつきものかもしれませんね。

 

また時期が来ましたらタイトル発表させていただきますので

楽しみにお待ちくださいませ。

写真撮影スタート2011-08-19 17:31

盧思が新潮劇院の舞台に久々の登場です!

まだまだ先の話ではありますが、

来年2月に成城ホールでの主催公演を計画中です。

上演演目もほぼ確定となりまして、

チラシ作製準備に取りかかり始めました。

本日の写真撮影には、ひさびさの盧思が来ました☆

あいかわらず、なんとも可愛らしい…

張桂琴とはまた違う美しさがあります。

彼女が出演で何の演目をやるのか?

準備が整いましたら、告知させていただきますので

楽しみにお待ちくださいませ!

3日間で京劇俳優に~1日目~2011-08-19 23:55

本日は『3日で京劇役者になろう!』ワークショップの1日目。

演目は女形の名優・梅蘭芳による京劇の代表的演目

「覇王別姫」…ということで、女性の参加者多数!

さすがといいますか。

張春祥・張桂琴による覇王別姫の実演

まずは、張春祥と張桂琴による実演。

皆さん「本当にできるの?」と、ちょっと不安な感じでしたが

大丈夫です。3日目には京劇役者になれます^-^


さて、今回は指導が張春祥と張桂琴の2人ということで

張春祥が覇王、張桂琴が虞姫の指導にあたり、

それぞれ別々の部屋で指導をする形となりました。

ある意味…二人の講師の指導力勝負でもあります^^;

#人数比的には張桂琴の方が大変そうではありますが、

#そこは元・中国戯曲学校講師ですしね…



今日は、それぞれの登場と唱をメインに進めました。

私は両方の部屋を覗いて見ていたのですが

指導方針や方法にいろいろと違いがありまして、

なかなか興味深かったです。

例えば唱の指導でも…

張桂琴による虞姫の唱指導

張桂琴は、正確な発音などを一つ一つ丁寧に指導していきますが、

張春祥による覇王の唱指導

張春祥は正確性よりも、全体の流れを大事にしながら指導していきます。


それぞれにこだわりの指導方針ですが、

みなさん熱心に受講して充実していたように思います。

1日目の成果を確認

短い期間ですが、3日目の発表に向けて

思い切り楽しんでいただければと思う次第です。