久々の更新 ― 2012-03-17 23:59
久々の更新であります。
まぁ、つらつらと。
本日の京劇教室は中学校の体育館だったのですが
メンバーが少なかったので、僕も基礎練習に参加しました。
本当に久しぶりに体を動かすのに、
会場が広いので、足キックの1往復とかもやたら長いし
飛び技とかも人数が少ないので休む間もなく順番回ってきたりで
ものすごいハードな練習内容となり吐きそうでした。
でも、昔の自分だったらこれくらい平気だったと思うので
まぁ、すっかり鈍ってますな(汗)
あとは、3月けやきホールの公演アンケートを
師匠の方よりいただきまして読んだのですが
レクチャーの方が好評のようで、一安心です。
実は、いつも準備にイッパイイッパイの状況から
レクチャーに突入しているので
ちゃんと説明できているかわからない^^;
まぁ、今回は研修生たちもサポートに徹していたので
比較的余裕があったような気はします。 感謝。
それから、去年の末に群馬県城南小学校で
京劇の実演を行ったのですが、
最近、子供たちからの感想が届きました。
師匠や張小山は「これは励みになる!」とても感動しておりました。
これを機会に若い子たちが京劇に興味を持ってくれたら嬉しいですね。
師匠は来週20日から北京に戻ります。
元々は「何となく帰りたいなー」くらいの話だったのですが
8月公演の演目が決まったら
「おぉ、これはあの衣裳が必要…」とか「ここは親父に意見を聞かないと」とか
かなり本格的で意義のある帰国になりそうです。
師匠のお父さん「張宝華」さんは、
現代に伝わっていない京劇伝統にも通じている、正に「生き字引」で
新潮劇院が掲げている「伝統を守る」を支えている重要人物です。
ご高齢なので、なかなかお呼びするのも難しいみたいですが
ぜひ日本にお呼びできたらなぁ、とは常々思っています。
僕は師匠のご実家にお伺いした時とかにお会いしていて
とてもニコニコとして気も使ってくれる優しいお爺さんだったのですが
だいぶ以前に早稲田の公演で来日していただいたときには
普段の温和な感じとは一変! 鬼の形相で厳しく指導をされ
我々日本人キャストは言葉がわからないにも関わらず
その勢いだけで、ものすごく気を引き締められました。
京劇の事となると鬼になる所は、やっぱり親子だなぁ、と思ったものです^^;
それだけストイックになることは芸術家にとって本来当然なのです。
しかし、最近はそういうストイックな事が嫌煙される世の流れで
#たぶん、中国でもそうなんだろうなーと思いますが
師匠や張桂琴さんも、そういう所を気にして
研修生指導がややマイルドになってる感があります。
…師匠は元々、鬼コーチだったのですが
僕が「そんなに厳しいと誰もついてこれませんよ」って言って
方向修正した手前、僕にも責任がありますが…
できれば、もっと厳しい研修内容にしたい。
でも、厳しくした途端に「研修生が一人も残らなくなった」
なんて事になっても困っちゃうんだけど。
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