ニュー衣裳 ― 2011-07-13 23:37

師匠が北京より帰ってまいりまして…
今回の「除三害」の為に衣裳を作ってまいりました。
「納得のいくものを作りたい」ということで
わざわざ自分で問屋に行って生地を選び
衣裳屋さんに持っていったそうで。
この写真ではわかりにくいですが茶色地に紺の襟の着物で
襟には浮かし模様が入っております。
元々は茶色の部分に浮かし模様を入れるつもりだったのですが
ちょっと今回の演目には派手すぎるし、
時代的に合わないのでやめたそうです。
#衣裳屋さんによると「浮かし模様が流行るのは明の時代から」とか。
制作の立場からすると再演なのに経費がかさんで…
というところではありますが(泣)
師匠はこれ以上ないくらいに御機嫌ですので、
結果、より良い芝居へと繋がることでしょう。
ぜひ、御期待くださいませ。